SOLUTION 解決
コプラナリティ完全ガイド|STEP.4 実装不良を未然に防ぐ。コプラナリティ対策のポイント

コプラナリティ完全ガイド|STEP.4 実装不良を未然に防ぐ。コプラナリティ対策のポイント

STEP3では、加熱中のコプラナリティの挙動を「見える化」する重要性とリフローシミュレータの役割について解説しました。STEP4では、見える化した結果をどう解釈し、具体的にどのような対策を取るべきかを解説します。

INDEX 目次

1.コプラナリティ対策で押さえるべき3つの要素

2.コプラナリティの構成要素別の課題と対策

  1. 2-1. 加熱中のハウジング・パッケージの反り原因と対策
  2. 2-2. 端子に元々あるバラつきの原因と対策
  3. 2-3. サンプルの傾きの原因と対策

3. 品質管理体制のあるべき姿

4. まとめ

1.コプラナリティ対策で押さえるべき3つの要素

コプラナリティ対策を考える上では、以下の3つの要素を押さえる必要があります。それぞれ原因の性質が異なるため、対策のアプローチも異なります。本記事では各視点の概要と課題を紹介し、具体的な解決策を含む全編は、ダウンロード資料にてご覧いただけます。

<要素① >加熱中のハウジング・パッケージの反り
コプラナリティ不良の最多ケースである反りについて、「反り=原因」ではなく「反り=結果」という視点から根本原因の構造を解説し、部品の製造時・保管時・使用時それぞれの段階で取るべき具体的な対策を紹介します。

<要素②> 端子に元々あるバラつき
外観検査では見落とされやすい端子の個体差について、実装品質にどう影響するかを整理し、端子のバラつきの管理のポイントを紹介します。

<要素③> サンプルの傾き
測定時のサンプルの傾きがコプラナリティの評価結果をどのように歪めるかを解説し、正確な評価を行うための傾きの排除方法を紹介します。


2.コプラナリティの構成要素別の課題と対策

2-1. 加熱中のハウジング・パッケージの反り原因と対策

こちらの内容はコプラナリティ完全ガイド(資料版)にてご覧いただけます
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2-2. 端子に元々あるバラつきの原因と対策

こちらの内容はコプラナリティ完全ガイド(資料版)にてご覧いただけます
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2-3. サンプルの傾きの原因と対策

こちらの内容はコプラナリティ完全ガイド(資料版)にてご覧いただけます
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3. 品質管理体制のあるべき姿

実装不良は起きてから解決するのではなく、起きる前に予防する。

実装不良は、発生後に原因を解析するのではなく、起きる前に予防することが重要です。セットメーカーにとっては、材料や部品の選定、製造装置の条件など多くの要素が製品品質に関わります。不良発生後に対応していては、時間がかかるうえに不良品が市場に流通してしまうリスクもあります。そのため、各工程での評価を徹底し、不良を未然に防ぐ仕組みが求められています。また、実装を行わない部品メーカーと、現場で実装と向き合うセットメーカーの間には意識のギャップがあります。しかし、「問題なく実装できること」は品質の一部であり、実装不良は部品メーカーにとっても無関係ではありません。市場での信頼を守るには、「後から直す」のではなく、「先に防ぐ」姿勢が不可欠です。

あるべき姿

量産前に実装不良を対策

量産前の開発・試作時に部品・基板・ハンダの評価や、ハンダ印刷・マウント・リフロープロファイルの実装条件の評価を行うことで、製造前に実装不良リスクの潜在化を未然に予防。


量産中の品質変化を把握

同じ部材でも仕入先の都合で知らないうちに品質が変わる場合があります。受け入れ検査を行うことで、品質の変化を事前に把握し、実装不良を未然に予防。


顧客に品質を保証

量産前、量産中の客観的なバックデータに基づき、顧客に品質を保証。万が一、実装不良が発生した場合も、解析結果に基づき、開発、製造部門や仕入先にフィードバックし、迅速に対応。



4. まとめ

実装不良は発生後に対処するのではなく、事前に原因を把握し対策することが重要です。コプラナリティ不良は、加熱中の反りや端子のばらつき、材料特性、工程条件など様々な原因が考えられます。そのため、試作段階や量産前といった各ステータスで、加熱中の挙動を把握し評価するなど、総合的な取り組みが欠かせません。

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